広告
蛇口をひねってもお湯が出ないと、お風呂にも入れず本当に困ります。ただ、お湯が出ない原因の多くは故障ではなく、ガスメーターの遮断や凍結、リモコンの設定など、自分で確認・復旧できるものです。業者を呼ぶ前の確認で、無駄な出張費を払わずに済むことも多いです。
この記事では、給湯器のお湯が出ないときに確認する順番と、症状別の原因の特定方法、自分でできる復旧操作、業者を呼ぶべき状態の見分け方までを、元・水道設備会社の社長の視点でわかりやすく解説します。上から順に確認していけば、原因にたどり着けます。
【お急ぎの方へ】まず確認する3つ
- ガスコンロの火はつくか
つかなければガスの供給が止まっている(ガスメーターの復帰で直ることが多い) - リモコンにエラー番号は出ているか
番号を控えて、運転スイッチの切→入でリセットを試す - 水(お湯でない方)は出るか
水も出ないなら断水・凍結・元栓の問題で、給湯器の故障ではない
お湯が出ないとき、まず確認する4つ

お湯を作るには「電気・ガス・水」の3つがそろっている必要があります。リモコンを含めた4か所を順に確認すると、原因を絞り込めます。
①給湯器のリモコン
最初に確認するのは、室内のリモコンです。電源が入っていなければお湯は作られません。画面が消えていたら運転スイッチを押し、設定温度が低すぎないかも確認してください。時計表示が点滅していれば、停電などで設定がリセットされた可能性があります。
「111」などの数字が点滅していたら、不具合を知らせるエラーコードです。番号を控えるか写真を撮っておいてください。リモコンの画面が全くつかない場合でも、本体の故障とは限りません。台所と浴室など、複数のリモコンがある場合は両方を確認し、どちらもつかなければ電気系統を疑います。
②ガスの元栓とメーター(コンロで確認)
ガスの確認は、ガスコンロの火がつくかを試すのが一番確実です。コンロがつけばガスは来ており、原因は給湯器か水道側にあります。コンロもつかなければ、ガスの供給自体が止まっています。
ガスが止まっている場合、ガスメーターの安全装置が作動している可能性が高いです。地震(震度5相当以上)や長時間の使用、ガス漏れの疑いで自動的に遮断されるからです。メーターの液晶に「ガス止」の表示や赤ランプの点滅がないか確認してください。復帰方法は後の章で詳しく解説します。
③水道の元栓・給水バルブ
ガスと電気に問題がなくても、水が流れてこなければお湯は出ません。まず、お湯以外の蛇口から水が出るかを確認してください。家中の水が出ないなら、地域の断水か元栓の閉鎖が疑われます。
お湯側だけ出ない場合は、給湯器の下にある給水バルブが閉まっていないか確認します。引っ越し直後や、給湯器まわりの掃除のあとに起きやすいトラブルです。冬の朝なら、配管内の水が凍る「凍結」も定番の原因です。気温が上がれば自然に解消します。
» 給湯器の凍結を防ぐ方法と応急処置
④電源(プラグ・ブレーカー)

ガス給湯器も、点火や制御に電気を使います。屋外の本体から伸びる電源プラグがコンセントに刺さっているか、分電盤のブレーカーが落ちていないかを確認してください。掃除のときに抜いたまま忘れているケースは意外と多いです。
電源プラグの抜き差しは、簡易的なリセット操作にもなります。一時的なシステムエラーなら、プラグを抜いて10秒〜1分待ち、差し直すことで復旧することがあります。濡れた手では感電の危険があるため、必ず乾いた手で行ってください。
症状別・原因の特定方法

「どこからお湯が出ないか」で、原因のある場所を特定できます。自宅の症状に近いものを確認してください。
一部の蛇口からのみお湯が出ない場合
キッチンはお湯が出るのに、お風呂だけ水しか出ない——この場合、給湯器は正常な可能性が高いです。原因は、その蛇口(混合水栓)自体にあると考えられます。温度調節機能(サーモスタット)の故障や、フィルターの詰まりが定番です。
まず蛇口の吐水口のフィルター掃除を試してください。直らなければ、蛇口の修理・交換が必要です。この場合の相談先は、給湯器メーカーではなく水道業者になります。給湯器の修理を頼んでも「蛇口は管轄外」と対応してもらえないことがあるため、依頼先を間違えないようにしましょう。
すべての蛇口からお湯が出ない場合
家中のどの蛇口からもお湯が出ない場合は、給湯器本体か、ガス・水の供給元に原因があります。ガスコンロがつくのにお湯が出ないなら、給湯器本体のトラブルが濃厚です。リモコンにエラーコードが出ていれば、その内容に従って対処します。
リセットしてもエラーが消えない、ガスも電気も水も問題ないのにお湯が出ない——この状態なら、内部部品の故障や寿命が疑われます。設置から10年前後の給湯器なら、修理より交換が視野に入ります。専門業者の点検を受けてください。
お湯が出ない状態は、一刻も早く解消したいはずです。24時間受付・最短即日で駆けつける業者を、料金や対応エリアで比較できるようまとめました。
出張・見積もり無料/相見積もりOK
お湯も水も出ない場合
蛇口をどちらに回しても一滴も出ないなら、給湯器ではなく水道供給そのもののトラブルです。近隣の水道工事による断水、水道の元栓の閉鎖、厳寒期なら水道管自体の凍結が考えられます。マンションでは、建物全体の受水槽やポンプの故障の可能性もあります。
この症状で給湯器の修理業者を呼んでも解決できません。まず水道局のお知らせを確認し、マンションなら管理会社へ連絡してください。水が出るようになれば、給湯器も自然に使えるようになるはずです。
ガスメーターの復帰方法(自分で直せる)

ガスメーターの遮断は、安全が確認できれば自分で復帰できます。お湯が出ない原因の中で、唯一その場で確実に直せるポイントなので、手順を覚えておきましょう。
- すべてのガス機器を止める
給湯器のリモコンを切り、コンロの火も消す(元栓は開けたまま) - 復帰ボタンのキャップを外す
メーター上部にあるボタンのキャップを外す - ボタンを奥まで押し込む
ランプが点灯したらすぐ指を離す - 約3分待つ
ガス漏れがないか自動で安全確認中。この間はガスを使わない - ランプの消灯を確認
点滅が消えれば復帰完了
ボタンを押しても復帰しない、復帰してもすぐまた遮断される場合は、ガス漏れの可能性が高いです。絶対に火気を使わず、すぐにガス会社へ連絡してください。メーター本体に復帰手順の説明書きが付いていることが多いので、現場で確認しながら操作すると確実です。

【メーカー別】リセット方法と特徴
![[By-Manufacturer]-Reset-Methods-and-Features](https://maintenance-note.com/wp-content/uploads/2026/07/88D1D8A9-5DAD-4943-8DDA-D838054B71EA.jpg)
給湯器は安全装置が働いて一時停止することがあり、リセット操作で復旧するケースが多いです。基本は「蛇口を閉める→リモコンの運転を切る→10秒待つ→入れ直す」で共通ですが、メーカーごとの特徴も知っておくと安心です。
リンナイ製の場合
リンナイは、すべての蛇口を閉めてから、リモコンの運転スイッチを「切」にして5〜10秒待ち、「入」に戻します。エラーが消えてお湯が出れば、一時的な誤作動です。直らなければ、本体の電源プラグの抜き差し(ハードリセット)を試してください。
エコジョーズ機種で「920」「290」が出た場合は、中和器関連の不具合で表示されることが多い番号の一例です(意味は機種で異なるため取扱説明書・公式で確認してください)。部品交換が必要なサインのため、リセットで消えても再発するなら修理を依頼しましょう。公式サイトのエラーコード検索も活用できます。
ノーリツ製の場合
ノーリツも手順は同じです。お湯の使用を止めて蛇口を閉め、運転スイッチを切って画面が消えたのを確認し、10秒以上待ってから入れ直します。電源プラグのリセットも有効ですが、雨の日など濡れた手で行うのは危険なので、乾いた手で操作してください。
「111」(点火不良の一例)が頻繁に出る場合は、点火装置やガス供給の問題が考えられます。リセットを何度も繰り返すのは危険なので、2〜3回で直らなければ業者へ相談してください。番号の意味は、公式サイトのエラーコード検索で確認できます。
パロマ製の場合
パロマも、蛇口を閉めて運転スイッチを切り、数秒待って入れ直すのが基本です。屋外設置なら、本体下部の水抜き栓やフィルターが緩んでいないかも確認してください。電源プラグを抜き差しするときは、漏電遮断器のボタンに触れないよう注意します。
10年以上使っている機種は、部品の劣化によるエラーの可能性が高くなります。リセットで改善しない、同じ番号が繰り返し出る場合は、無理をせずパロマの窓口か専門業者に点検を依頼してください。
エコキュート(三菱・パナソニック等)の場合
電気でお湯を沸かすエコキュートは、原因の傾向が違います。最も多いのは故障ではなく「タンクのお湯切れ」です。リモコンで残量を確認し、空なら「沸き増し」を押して、お湯ができるまで待ちます。深夜電力で沸かす設定だと、日中に使いすぎると不足します。
エラーコードが出ている場合の解除方法はメーカーごとに異なるため、取扱説明書を確認してください。貯湯タンクユニットの漏電遮断器が「切」になっていないかも要チェックです。エコキュートは沸き上げに時間がかかるので、お湯切れの場合はすぐにシャワーは使えません。
本体以外が原因のケースと見落としがちなポイント

給湯器が壊れたと思い込んでいても、実は外の環境や別の設備が原因のことがあります。見落として業者を呼ぶと、「異常なし」で出張費だけかかることになりかねません。
プロパンガス(LPガス)切れ
プロパンガスの家庭特有の原因が、ボンベのガス切れです。配送の遅れや使用量の急増で、交換前に空になることがあります。ガスコンロの火がつかない、極端に弱い場合は、ガス切れの可能性が高いです。
ボンベは自分で交換できません。契約しているガス会社に電話し、残量確認と配送を依頼してください。冬の使用量が増える時期や、来客が多かった時期に起きやすいトラブルです。ボンベのバルブ操作も、ガス会社の指示に従って行いましょう。
サーモスタット混合水栓(蛇口)の故障
給湯器の設定温度は高いのに、ぬるいお湯しか出ない場合は、蛇口側の温度調節機能(サーモスタット)の故障が疑われます。内部のカートリッジが経年劣化で動かなくなり、お湯と水の混合比率を調整できなくなるからです。
見分け方は簡単で、キッチンなど他の蛇口から熱いお湯が出るなら、給湯器は正常です。その蛇口の温度ハンドルを最高にしても変わらなければ、蛇口の故障と断定できます。この修理は水道業者の管轄です。水栓のメーカーと型番を控えて相談してください。
天候の影響(大雨・台風・落雷)
激しい雨や台風、落雷の直後にお湯が出なくなることがあります。排気口から雨風が入り込んで点火不良を起こしたり、雷の過電流で安全装置が働いたりするためです。故障ではなく、一時的な現象のことが多いです。
大雨のあとは内部が乾けば復旧し、落雷後は電源プラグの抜き差しで直るケースが多いです。台風のあとは、排気口にゴミや木の葉が詰まっていないかも確認してください。詰まったまま使うと不完全燃焼の原因になり危険です。
給湯能力オーバー(同時使用)
シャワー中にキッチンでお湯を使うと急にぬるくなる——これは故障ではなく、給湯器の号数(能力)の限界です。給湯器には一度に作れるお湯の量に上限があり、16号は1人、20号は2〜3人、24号は4人以上が目安です。
冬は水温が低く、お湯を作るのに大きな能力が必要なため、夏は問題なくても冬に能力不足が出ることがあります。修理では直らないので、同時使用を避けるか、交換時に号数アップを検討してください。号数と費用の関係は、費用の記事で解説しています。
» 給湯器の交換費用はいくら?相場と安く抑えるコツ
直らないときは故障?修理か交換かの目安

ここまでの確認とリセットで直らなければ、給湯器本体の故障が濃厚です。異音・異臭・黒い煙・消えないエラーがある場合は、直ちに使用を中止して業者を呼んでください。修理か交換かは、設置からの年数で判断します。
| 設置からの年数 | 推奨される対応 |
| 5年未満 | 修理(メーカー保証・延長保証が使える可能性大) |
| 7〜9年 | 軽微な故障なら修理、重度なら交換を検討 |
| 10年以上 | 交換を強く推奨(部品供給終了・故障の連鎖リスク) |
給湯器の寿命の目安は約10年(設計標準使用期間)です。10年を超えるとメーカーの部品保有期間が終わり、修理したくてもできないケースが増えます。修理費が交換費用の半分を超えるなら、交換が目安です。費用の詳しい相場と依頼先の選び方は、専用の記事で解説しています。
» 給湯器の交換費用はいくら?相場と安く抑えるコツ
» 給湯器の交換はどこに頼む?主要6つの依頼先と選び方
» 給湯器の寿命は約10年|交換時期のサイン
実績と10年保証を基準に選んだ、給湯器の修理・交換業者をまとめています。写真を送れば見積もりが早く出ます。
相見積もりOK・出張/見積もり無料
賃貸の場合の連絡と費用負担

賃貸物件の給湯器は大家(貸主)の所有物なので、自分で業者を呼んではいけません。まず管理会社か大家に連絡し、指示を仰ぐのが鉄則です。連絡時に「いつから・どんな症状・エラー番号・給湯器の型番(本体シールの写真)」を伝えると、対応が一気に早くなります。
費用は、経年劣化による故障なら貸主負担が原則です(民法第606条の賃貸人の修繕義務に基づきます)。借主の使用ミスや故意の破損は借主負担になります。夜間で連絡がつかないときは、契約書の緊急連絡先を確認してください。分譲マンションの場合の注意点は、専用の記事で解説しています。
» マンションの給湯器交換|PS設置・管理規約の注意点
給湯器トラブルに関するよくある質問

給湯器が突然使えなくなると困ってしまいますよね。ここでは、給湯器に関するよくある疑問やトラブル時の対処法について、わかりやすくお答えします。
- お湯が出ないときに応急的にお湯を使う方法はある?
- 修理と交換はどちらがお得?判断の目安は?
- 寿命が近い給湯器でも使い続けるリスクは?
- ガス会社・電力会社に連絡するタイミングは?
お湯が出ないときに応急的にお湯を使う方法はある?
給湯器が故障してお湯が出なくなった場合の応急処置方法をご紹介します。
一時的にお湯を確保する方法
- 電気ケトルやポットを活用
- 洗面や食器洗いに必要な少量のお湯であれば、電気ケトルで沸かしたお湯を利用できます。
- 鍋でお湯を沸かす
- 大きめの鍋でお湯を沸かし、バケツなどに移して利用する方法もあります。
- 近隣の入浴施設を利用
- 入浴については、近くの銭湯やスーパー銭湯、スポーツジムなどを一時的に利用するのが現実的です。
- ポータブルシャワーの活用
- キャンプ用のポータブルシャワーを利用する方法もあります。電気式のものであれば室内でも使用可能です。
- 緊急用カセットガス給湯器
- アウトドア用のカセットガス給湯器は、屋外で使用すれば一時的な温水シャワーとして利用できます。
これらはあくまで応急処置です。本格的な修理や交換が必要な場合は、できるだけ早く専門業者に依頼しましょう。特に冬場は凍結防止のために水抜きなどの対応が必要な場合もあります。
修理と交換はどちらがお得?判断の目安は?

給湯器のトラブル時、修理と交換のどちらを選ぶべきか迷うことがあります。判断の目安を解説します。
修理を選ぶべきケース
- 給湯器の使用年数が比較的浅い(7年未満)
耐用年数の半分以下であれば、修理で対応するのが経済的です。 - 故障箇所が明確で部品交換で済む
リモコンやセンサーなど、比較的安価な部品の交換で済む場合は修理が有利です。 - 修理費用が交換費用の30%未満
修理費用が新品交換費用の3割未満であれば、修理を選択する価値があります。
交換を検討すべきケース
- 給湯器の使用年数が長い(8年以上)
製造から8年以上経過していると、他の部分も劣化している可能性が高く、修理してもすぐに別の故障が発生するリスクがあります。 - 修理費用が高額(交換費用の50%以上)
修理費用が新品交換費用の半額を超える場合は、交換を検討した方が経済的です。 - 同じ箇所の故障が繰り返し発生している
一度修理した箇所が再び故障する場合は、根本的な劣化が進んでいる可能性があります。 - 部品の供給が終了している
製造から10年以上経過した機種は部品供給が終了している場合があり、修理自体ができないこともあります。
判断に迷う場合は、複数の業者に相談し、それぞれの見解を聞くことも有効です。また、修理と交換それぞれの見積もりを取り、コストパフォーマンスを比較検討するのも一つの方法です。
寿命が近い給湯器でも使い続けるリスクは?

寿命が近づいている給湯器を使い続けることには、いくつかのリスクがあります。
使い続けるリスク
- 突然の故障リスク
- 寿命が近い給湯器は突然完全に使えなくなる可能性が高まります。冬場や入浴前などのタイミングで故障すると大きな不便を被ります。
- 水漏れによる二次被害
- 内部の配管や接続部分の劣化により、水漏れが発生するリスクが高まります。水漏れは床や壁、下の階への浸水被害を引き起こす可能性があります。
- ガス漏れや不完全燃焼のリスク
- ガス給湯器の場合、経年劣化によりガス漏れや不完全燃焼のリスクが高まります。これは一酸化炭素中毒など命に関わる事故につながる可能性があります。
- 修理費用の積み重ね
- 小さな故障が頻発し、その都度修理費用がかかることで、結果的に交換するよりも高額になることがあります。
- エネルギー効率の低下
- 経年劣化により熱効率が低下し、ガス代や電気代が増加します。最新の省エネ機種に比べ、10~30%程度効率が悪いことも。
給湯器の平均的な耐用年数は8~10年とされています。製造から10年以上経過している場合は、計画的な交換を検討するのが賢明です。特に以下のような症状がある場合は要注意です。
- お湯の温度が安定しない
- 点火に時間がかかるようになった
- 異音や異臭がする
- リモコンの反応が悪い
- 水漏れの跡がある
計画的な交換を検討することで、急な故障によるストレスや、最悪の場合の事故リスクを避けることができます。また、最新の省エネタイプに交換することで、ランニングコストの削減にもつながります。
ガス会社・電力会社に連絡するタイミングは?

給湯器トラブルの際、ガス会社や電力会社に連絡すべきケースがあります。適切な判断をするためのポイントを解説します。
ガス会社に連絡すべき状況
- ガス漏れの疑いがある場合
- ガス臭いにおいがする場合は、窓を開けて換気した後、すぐにガス会社の緊急連絡先に連絡しましょう。自分で判断せず、プロの確認を受けることが重要です。
- ガスメーターが遮断されている場合
- 地震や何らかの異常を検知してガスメーターが自動遮断されることがあります。復旧方法がわからない場合はガス会社に相談しましょう。
- 給湯器とガス配管の接続部に問題がある場合
- ガス配管と給湯器を接続している部分に問題がある場合は、ガス会社に相談するのが安全です。
電力会社に連絡すべき状況
- 電気系統のトラブルが疑われる場合
- ブレーカーが頻繁に落ちる、漏電の可能性がある場合は電力会社に相談しましょう。
- 電気温水器やエコキュートの場合
- 電気を使用する給湯設備で、電源供給に問題がある場合は電力会社に相談が必要です。
業者に直接連絡すべき状況
- 給湯器本体の故障
- お湯が出ない、温度が安定しないなど給湯器本体の故障と思われる場合は、メーカーの修理窓口や専門業者に連絡するのが適切です。
- 定期点検や清掃が必要な場合
- 定期的なメンテナンスについても、専門の修理業者に依頼するのが一般的です。
ガス会社や電力会社は、それぞれのインフラ部分までは対応してくれますが、給湯器本体の修理は行っていないことが多いです。ただし、ガス会社によっては給湯器の修理サービスを提供している場合もあるので、契約しているガス会社のサービス内容を確認しておくと良いでしょう。
いずれの場合も、安全を最優先に考え、判断に迷ったら専門家に相談することをおすすめします。ガス漏れなど緊急性の高い状況では、自己判断で対処せず、すぐに専門機関に連絡しましょう。
まとめ

お湯が出ないときは、リモコンや元栓、配管、電源を確認しましょう。原因が特定できると、適切な対処法を選べます。ガス供給不足や給湯器本体の故障が原因である場合は、安全を考慮して専門の業者に依頼しましょう。
トラブルを未然に防ぐためには、定期的なメンテナンスが効果的です。冬場には、凍結防止策も重要です。対策を講じると、給湯器のトラブルを最小限に抑えられます。
川嶋文雄|元・水道設備会社 社長(業界31年)
水道の現場・管理・経営を31年経験して引退。業界のしがらみのない立場で、水まわりで損をしないための判断の仕方を発信・監修しています。