【完全ガイド】キッチン排水ます(防臭ます)の詰まりを防ぐ方法!簡単掃除&予防策を徹底解説

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【完全ガイド】キッチン排水ます(防臭ます)の詰まりを防ぐ方法!簡単掃除&予防策を徹底解説

キッチンまわりの不快なにおいや排水の流れの悪さに、毎日イライラしていませんか? 実はその主な原因は、屋外にある「排水ます(防臭ます)」の詰まりによるもの。詰まりを放っておくと異臭だけでなく、害虫の発生や逆流といった大きなトラブルに発展しかねません。

そこで本記事では、排水ますの役割や詰まりのメカニズム、さらに自分でできる掃除方法や専門業者へ依頼するときのポイントまで、わかりやすく解説します。読むことで、なぜ排水ますが詰まりやすいのかが明確になり、再発を防ぐメンテナンスのコツも身につきます。

結論として、キッチンの排水ますは定期的な点検とこまめなお手入れを徹底すればトラブルを未然に防げるうえ、万が一深刻化しても専門家に相談することでスムーズに対処可能です。早めの対策を意識して、清潔で快適なキッチン環境を取り戻しましょう。

今すぐ解決したい方へ

水の使用を即中止する
逆流を止めるのが最優先です。
屋外の排水ますを確認
フタを開け、油の塊が詰まっていないか見てください。
自力で無理なら
固まった油の除去には「高圧洗浄」が必要です。無理に突くと配管を壊す恐れがあります。

「今すぐこの悪臭と逆流を止めてほしい!」という方へ 排水ますのトラブルは、一刻を争う二次被害(床下浸水など)を招く恐れがあります。自分で道具を揃える時間がない、あるいは今すぐプロの診断を受けたい場合は、以下の比較記事を参考にしてください。

「水道局指定工事店」を選べば、適正価格で施工。相見積もりも可能。

【緊急】今すぐキッチン排水ますのつまり・逆流を止める方法

[Urgent]-How-to-stop-backflow-and-clogged-kitchen-drain-immediately

キッチン排水のつまりや逆流は、一刻を争う緊急事態です。被害を最小限に食い止めるため、まずは「水の完全停止」から「屋外ますの確認手順」「異常の見分け方」まで、今すぐ実践すべき応急処置を解説します。焦らず、以下の手順通りに進めてください。

  • 被害を広げないために「水の使用」を即中止する手順
  • 屋外の排水ますを確認し、溢れている汚水を安全に処理する
  • まずはここを見て!排水ますの「正常」と「異常」の見分け方

被害を広げないために「水の使用」を即中止する手順

キャンセル

キッチンで水が溢れたり、屋外のますから汚水が噴き出したりした際は、直ちに家中の水道の使用を中止してください。排水が流れていかない状態で水を使い続けると、行き場を失った汚水が室内へ逆流し、床材や家財を汚損させる二次被害を引き起こすからです。

まずはキッチン、浴室、洗濯機、トイレなど、排水を伴うすべての場所で水の使用を止めましょう。特に全自動洗濯機などは途中で止めるのが難しいため、主電源を切るなどの対応が必要です。この初動の速さが、修繕費用を最小限に抑えるための最大のポイントになります。

逆流が室内に及んでいる場合は、汚水が浸透する前に新聞紙や古いタオルで吸い取り、被害範囲を限定させてください。汚水には雑菌が多く含まれているため、作業時は必ずゴム手袋を着用し、衛生面に十分配慮することが大切です。被害状況を後で保険申請等に使う可能性があるため、スマホで写真を残しておくことも忘れないでください。

屋外の排水ますを確認し、溢れている汚水を安全に処理する

室内の止水が完了したら、次は屋外にある「排水ます」を確認してください。排水管の合流地点である「ます」で詰まりが発生している場合、そこが汚水の出口となり溢れ出しているケースが多いからです。

ますのフタが汚水で隠れている場合は、スコップなどを使って周囲の泥や汚水を取り除き、フタの場所を特定しましょう。フタを開ける際は、内部に溜まった汚水が一気に溢れ出す可能性があるため、足元に注意し、汚れても良い服装で作業を行ってください。周囲に広がった汚水は、バケツで汲み取るか、土のう等で拡散を防ぐ処置を施します。

溢れた汚水には油汚れや食べかすが含まれており、乾燥すると強烈な悪臭を放ちます。応急処置として、溢れた場所を大量の水で洗い流し、可能であれば消臭剤や塩素系漂白剤を薄めた水で消毒を行ってください。近隣への影響を最小限にするためにも、迅速かつ丁寧な清掃が求められます。

まずはここを見て!排水ますの「正常」と「異常」の見分け方

防臭ます図

排水ますのフタを開けたら、内部の状態を観察して詰まりの程度を判断しましょう。正常な状態と異常な状態の違いを理解することで、自分で掃除ができるか、あるいはプロに任せるべきかの正しい判断を下せるようになります。

正常な排水ますは、内部の底が見えるほど水が澄んでおり、排水管の出口(エルボ)からスムーズに水が流れ出ています。一方、異常な状態では、ますの中に白い「ラード状の塊」が浮いていたり、水が茶褐色に濁って底が見えなかったりします。特にエルボが完全に汚れで隠れている場合は重症です。

このように、視覚的に「白い塊」や「水位の異常」を確認できれば、それが詰まりの正体です。軽度であればこの塊を取り除くことで解消しますが、配管の奥まで汚れが詰まっている場合は、表面だけを綺麗にしてもすぐに再発します。まずはこの図解を参考に、ご自宅の「ます」がどのような状態にあるか落ち着いてチェックしてください。

キッチン排水ますが詰まる原因と放置する3つのリスク

Causes-of-clogged-kitchen-drains-and-the-three-risks-of-leaving-them-unattended

キッチン排水ますが詰まるのには、日々の生活習慣や経年劣化など、明確な理由があります。原因を知らずに放置すると、高額な修理費用がかかるだけでなく、家全体に深刻なダメージを与える恐れも。ここでは、排水ますが詰まる具体的な原因と、見過ごせない3つのリスクについて詳しく解説します。

  • 原因の9割は「ラード状に固まった油汚れ」と食べかす
  • コンクリート製ます特有の「経年劣化」と「木の根の侵入」
  • 【失敗談】放置して床下浸水・近隣トラブルになった実例

原因の9割は「ラード状に固まった油汚れ」と食べかす

キッチンの排水ますがつまる最大の原因は、日々の調理や皿洗いから流れる油汚れです。液体として流された油は、排水管を通る過程で冷やされ、冷えると固まる性質を持っているため、徐々に配管の内側にこびりついていきます。

これが年月をかけて層になり、そこに米粒や野菜くずといった小さな食べかすが絡み合うことで、まるで石のように硬い「ラードの塊」へと変化します。一度固まってしまった油は、通常の流水ではびくともせず、排水の通り道をどんどん狭めていきます。これが「排水ますのつまり」の正体です。

特に冬場は外気温が低いため、油が固まるスピードが早まり、トラブルが急増する傾向にあります。日頃から油を直接流さないよう意識していても、微量な油分が蓄積することで、数年後には突然の詰まりとして現れます。このメカニズムを理解することが、確実な予防への第一歩となります。

コンクリート製ます特有の「経年劣化」と「木の根の侵入」

築20年以上の戸建て住宅に多い「コンクリート製」の排水ますには、材質特有のトラブルが存在します。コンクリートは長年の使用や地震などの振動により、目に見えないひび割れや、配管との接合部に隙間が生じやすいという弱点があります。

このわずかな隙間から、庭の樹木の根が水分を求めて内部に侵入してくるケースが多々あります。一度侵入した根は、栄養豊富な排水を吸収して爆発的に増殖し、排水管の中をジャングルのように埋め尽くしてしまいます。こうなると、油汚れがさらに根に絡みつき、非常に強固な詰まりを引き起こします。

コンクリート製のますを使用していて、近くに庭木がある場合は、特に注意が必要です。根の侵入は自力での解決が難しく、根を切り取るだけでなく、ます自体の改修が必要になることもあります。現在のますの種類を確認し、材質に合わせたリスクを把握しておくことが、適切なメンテナンスに繋がります。

【失敗談】放置して床下浸水・近隣トラブルになった実例

「少し流れが悪いけれど、だましだまし使えば大丈夫だろう」という安易な放置は、想像以上に深刻な事態を招きます。実際にあった失敗例として、詰まりを放置した結果、夜中に排水が逆流し、キッチンの床下が汚水で浸水してしまったケースがあります。

床下に汚水が溜まると、構造材が腐食するだけでなく、カビやシロアリを誘発し、家の寿命を著しく縮めてしまいます。さらに、屋外のますから溢れた汚水が隣家の敷地内へ流れ込み、悪臭被害による深刻な近隣トラブルに発展した実例も少なくありません。こうなると単なる修理費用だけでなく、精神的な負担も大きくなります。

私も以前、少しの違和感を無視して使い続けた結果、お正月の親戚が集まるタイミングで完全に逆流させてしまった苦い経験があります。その場の雰囲気は台無しになり、結局特急料金を払って業者を呼ぶことになりました。「いつもと違う」と感じたその瞬間が、最も安く、かつ確実に修理できるタイミングなのです。

【セルフ診断】自分で直せる?プロの業者を呼ぶべき?

[Self-Diagnosis]-Can-I-fix-it-myself?-Should-I-call-a-professional?

排水ますのトラブルに直面した際、まず気になるのが「自力で解決できるのか、それともプロを呼ぶべきか」という点です。ここでは、被害を最小限に抑えつつ無駄な出費を避けるために、自分で直せる基準とプロに任せるべき危険サインを分かりやすく解説します。コスト面やリスクの比較表も参考に、最適な対処法を見極めましょう。

  • 自分で解決できる「軽度なつまり」の判定基準
  • 高圧洗浄が必要な「重度なつまり」の危険サイン
  • 【コスト比較表】DIY vs 専門業者の費用と解消率

自分で解決できる「軽度なつまり」の判定基準

排水ますのフタを開けてみて、汚れが「ますの内部」だけで完結している場合は、自力で解決できる可能性が高いと言えます。具体的には、表面に白い油の塊が浮いているだけで、その下の配管の入り口が見えているような状態です。

この程度の「軽度な詰まり」であれば、スコップやトングを使って塊をすくい取るだけで、驚くほどスムーズに流れが回復します。また、キッチンの排水口から水を流した時に、ますの中で「チョロチョロ」とでも水が動く気配があるなら、配管が完全に塞がっているわけではありません。

自力での掃除は、特別な工具を買い揃える必要もなく、思い立った時にすぐ実行できるのがメリットです。水位がますの縁ギリギリまで上がっておらず、かつ汚物を取り除く作業に抵抗がなければ、まずはご自身でトライしてみる価値は十分にあります。

高圧洗浄が必要な「重度なつまり」の危険サイン

一方で、フタを開けた瞬間に汚水が溢れそうになっていたり、ます全体が真っ黒なヘドロで埋め尽くされていたりする場合は、プロに任せるべき「重度の詰まり」です。特に、ますの中の汚れを取り除いても水位が全く下がらない場合は、配管の奥深くで詰まりが発生しています。

このような状態で無理に棒などを突っ込むと、汚れをさらに奥へ押し込んでしまい、かえって状況を悪化させる危険があります。また、配管を傷つけて水漏れを引き起こした場合、修繕費用は何倍にも跳ね上がってしまいます。「水位が下がらない」「奥が見えない」というサインが出たら、それは自力での限界を超えている証拠です。

プロの業者は専用の高圧洗浄機を使い、配管の奥から汚れを削ぎ落とします。家庭用の水道圧では太刀打ちできない強固な詰まりも、プロの手にかかれば短時間で根本解決が可能です。無理をして時間を無駄にするよりも、早めに専門家の判断を仰ぐことが、結果として最も安上がりになるケースが多いのです。

【コスト比較表】DIY vs 専門業者の費用と解消率

桝掃除

読者の方が「自分でやるか、業者に頼むか」を判断しやすいように、コストと効果の比較表をまとめました。現状のトラブルに合わせて、最適な選択を行ってください。

項目DIY(自分で掃除)プロの業者(高圧洗浄)
費用目安約1,000円〜3,000円約15,000円〜35,000円
作業時間1時間〜半日(重労働)1時間〜2時間(お任せ)
解消率30%(表面のみ)100%(配管奥まで洗浄)
リスク配管破損・詰まりの悪化なし(作業保証あり)
向いている人軽度・節約重視の人確実に・再発させたくない人

[高圧洗浄の本当の相場は?お住まいの地域の料金を確認する]

自分で掃除をすれば、道具代の数千円だけで済みますが、汚れを取り残すリスクや再発の可能性が残ります。一方、業者に依頼すると費用はかかりますが、配管全体が新品同様の清潔さを取り戻すため、今後数年間は安心を買うことができます。ご自身の状況と照らし合わせて検討しましょう。

「結局、業者に頼むといくらかかるの?」と不安な方へ 表にある通り、自力での清掃は再発のリスクが30%以上残ります。一方で、プロの高圧洗浄なら配管の奥までリセットされ、数年間は安心を買うことができます。下記の記事では、「相見積もり歓迎」「出張・見積もり0円」の良心的な業者だけを厳選しています。まずは無料相談で、正確な金額を確認してみるのが最も賢い選択です。

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自分でできる!排水ますの掃除方法と詰まり解消ステップ

You-can-do-it-yourself!-How-to-clean-your-drain-inlet-and-unclog-it

排水ますの掃除は、正しい手順さえ知っていれば自分でも簡単に行えます。必要な道具の準備から、頑固なフタの開け方、汚れを落とすコツ、最後の通水確認まで、具体的な4つのステップを順に解説します。

  • 掃除に必須の道具リスト(ドライバー・スコップ・軍手・ゴミ袋)
  • 固くて開かないフタを開ける「テコの原理」と「温め」の技
  • 防臭エルボを外して「油の塊」を直接すくい取る正しい手順
  • 掃除が終わったら必ず行う「バケツテスト」の手順

掃除に必須の道具リスト(ドライバー・スコップ・軍手・ゴミ袋)

排水ますの掃除を始める前に、必要な道具を揃えましょう。作業を中断することなくスムーズに進めるためには、事前の準備が欠かせません。基本的にはホームセンターや100円ショップで揃うものばかりです。

ますのフタを開けるための「マイナスドライバー」が必要です。長年開けていないフタは土や汚れで固着しているため、テコの原理を使う際に役立ちます。次に、中の汚れをすくい取る「スコップ」や「火ばさみ(トング)」、そして作業中の手を保護するための「厚手のゴム手袋」を用意してください。

取り除いた油の塊やゴミを入れるための「ゴミ袋」も多めに用意しておきましょう。油汚れは水気を切って燃えるゴミとして処分するのが一般的です。これらの道具をバケツにまとめておけば、屋外での作業効率が格段にアップします。最後に、作業後の掃除用に「バケツ」と「水道ホース」があれば完璧です。

固くて開かないフタを開ける「テコの原理」と「温め」の技

排水ますの掃除で最初の難関となるのが、長年放置されて固まったフタを開ける作業です。土砂が詰まっていたり、サビついていたりすると、大人の力でもびくともしないことがあります。しかし、正しい手順を踏めば力任せにする必要はありません。

作業前の準備

作業を始める前に、必ず以下のものを用意してください。

  • 作業用手袋(滑り止め付きを推奨)
  • マイナスドライバー(幅広タイプが望ましい)
  • ブラシ(硬めのもの)
  • お湯を入れたバケツ
  • 必要に応じて潤滑剤(CRC556など)

手袋は必ず着用しましょう。ドライバーが滑ってケガをしたり、フタが急に開いて転倒したりする危険があります。

フタの開け方(手順)

  1. 周囲の土砂を取り除く
    まずはフタの周囲に詰まっている土や砂利をブラシで丁寧に取り除きます。この作業を省略すると、フタを持ち上げる際に余計な抵抗が生まれます。
  2. テコの原理で「遊び」を作る
    フタの隙間にマイナスドライバーを差し込み、上下左右に少しずつ動かして「遊び」を作ります。
    注意:ドライバーは滑りやすいため、手や指を挟まないよう慎重に作業してください。
    テコの原理を使う際は、一点に集中して力をかけるのではなく、円周上の数カ所を順番に持ち上げていくのがコツです。無理にこじ開けるとフタが割れてしまうことがあるため、焦らずじっくり取り組みましょう。
  3. 温めて固着を緩める
    それでも動かない場合は、フタの材質に応じて温める方法を試してみましょう。
    ■ 金属製フタ(鋳鉄製など)の場合
    フタの縁に沿って60〜80度程度の熱めのお湯をゆっくりかけてください。熱によってわずかに膨張し、固着した汚れやサビが緩むことがあります。
    プラスチック製・コンクリート製フタの場合
    50〜60度程度のぬるめのお湯を使用してください。高温のお湯は変形やひび割れの原因になります。
    やけどに注意:お湯を扱う際は、跳ね返りや蒸気に十分注意してください。
  4. 潤滑剤を活用する
    お湯でも開かない場合は、フタの隙間に潤滑剤(CRC556など)を吹き付け、5〜10分ほど浸透させてから再度テコの原理を試してみましょう。サビや固着した汚れに効果的です。

プロに依頼すべきケース

以下のような場合は、無理をせず専門業者に依頼することをおすすめします。

  • 上記の方法を試しても全く動かない
  • フタにひび割れや破損が見られる
  • フタの周囲がコンクリートで完全に固定されている
  • 高齢の方や体力に自信がない方

一度開いてしまえば、その後の掃除はスムーズに進みます。安全第一で、無理のない範囲で作業を進めましょう。

防臭エルボを外して「油の塊」を直接すくい取る正しい手順

防臭ます1

フタが開いたら、いよいよ本番の清掃作業です。ここでの作業の丁寧さが、排水ますの詰まり再発を防ぐカギとなります。

作業前の準備

以下のものを手元に用意しておくと、作業がスムーズに進みます。

  • 厚手のゴム手袋(肘まで覆えるタイプを推奨)
  • スコップまたは小型シャベル
  • ブラシ(硬めのもの)
  • バケツ2個(汚水・汚れ用と洗浄用)
  • ゴミ袋(厚手のもの)
  • 新聞紙やビニールシート(周囲の養生用)
  • マスク(悪臭対策)

作業中は悪臭や汚れが飛び散る可能性があるため、しっかりと準備を整えてから始めましょう。

清掃手順

防臭ます2

1. 防臭エルボを先に外す

まず最初に、排水管の出口についている下向きのパイプ「防臭エルボ」を外します。

外し方:

  1. エルボの位置を確認する
  2. 左右にゆっくりゆらしながら、手前に引く
  3. 通常は差し込まれているだけなので、無理な力は不要
  4. 固着している場合は、周囲の汚れを先に取り除いてから再度試す
重要ポイント
エルボを外す際、中に溜まっていた汚水や汚れが一気に落ちてくることがあります。バケツを下に置いて受けられるよう準備しておきましょう。

なぜエルボを先に外すのか?

  • エルボの裏側に大量の汚れが隠れていることが多い
  • 先に外すことで全体の汚れを把握できる
  • 作業中に汚れを奥へ流し込むリスクが減る
  • スコップがエルボに干渉せず油を除去しやすい

2. エルボの裏側に隠れた汚れを除去

エルボを外すと、その裏側に隠れていた大量の汚れが姿を現します。ここに詰まりの主原因が潜んでいることが多いため、徹底的に掃除しましょう。

  • スコップで大きな汚れの塊をすくい取る
  • 配管の接続部分周辺もブラシでこすり洗い
  • 取り除いた汚れはゴミ袋へ入れる

3.ます全体の油脂や汚泥を取り除く

次に、ますの中全体の汚れを取り除きます。

油脂の塊について:

ますの中に溜まっている油脂は、以下のような状態で存在します。

  • 白色:冷えて固まった動物性油脂(ラードなど)
  • 黄色〜茶色:植物性油脂と汚れの混合物
  • 灰色〜黒色:古い油脂と泥が混ざったもの

色や状態に関わらず、浮いている油脂の塊はスコップで慎重にすくい取ります。

作業時の注意点:

汚れを奥の排水管へ流し込んでしまうと、配管内で再び詰まりの原因になります。汚れは必ず手前にすくい取り、ゴミ袋へ入れてください。

4. 底に沈んだ汚泥も除去

表面の油を取り除いたら、水面下や底に沈んでいる汚泥やヘドロも同様にすくい取りましょう。この汚泥も詰まりの原因となります。

底面や側面に付着した汚れは、ブラシでこすり落としながら作業を進めると効率的です。

5. エルボ本体を徹底洗浄

エルボ自体もバケツの中に水を入れ、ブラシを使ってこすり洗いします。

洗浄のポイント:

  • 内側のヌメリや油汚れを完全に落とす
  • エルボの曲がり部分は特に汚れが溜まりやすいため念入りに
  • 可能であれば、中性洗剤や住宅用洗剤を使うとより効果的
  • すすぎもしっかり行う

なぜこの工程が重要なのか?

この「エルボを外して裏まで洗う」という工程を省くと、残った汚れが核となって、すぐにまた油脂や汚泥が溜まってしまいます。細かい部分ですが、再発防止のために最も重要なステップです。

6. ます本体の最終仕上げ

エルボの洗浄が終わったら、ます本体の底や側面も最終チェックを兼ねて再度ブラシでこすり洗いしましょう。

水を流しながら作業すると、残った汚れが浮き上がって取りやすくなります。

7. エルボを元に戻す

すべての清掃が終わったら、きれいになったエルボを元の位置にしっかりと差し込みます。

取り付け時の注意:

  • きちんと奥まで差し込まれていることを確認
  • 差し込みが甘いと、排水時に外れてしまうことがある
  • 上下の向きを間違えないように注意
防臭ます3

清掃後の確認

作業が完了したら、以下を確認しましょう。

  • ✓エルボがしっかり差し込まれているか
  • ✓ ますのフタがきちんと閉まるか
  • ✓ 周囲に汚れが残っていないか
  • ✓ 作業で使った道具を片付けたか

最後に、室内で水を流して排水の流れを確認すれば完了です。スムーズに水が流れていれば、清掃は成功です。

掃除が終わったら必ず行う「バケツテスト」の手順

すべての掃除が終わったら、最後に行うべき重要な確認作業が「バケツテスト」です。見た目が綺麗になっても、実際の水の流れを確認しない限り、本当に詰まりが解消されたとは言えないからです。

バケツにたっぷり(8〜10リットル程度)の水を汲み、キッチンのシンクから一気に流し込んでください。この際、屋外のますで待機し、水が勢いよく流れてくるかを確認します。「ゴボゴボ」という異音が消え、水が淀みなく流れていけば成功です。

もし水の勢いが弱かったり、ますの水位が急激に上がったりする場合は、配管のさらに奥に詰まりが残っているサインです。その場合は、無理をせず専門業者に相談することを検討してください。このバケツテストまで完了して、初めて「掃除完了」と胸を張って言えるのです。

向日市役所下水道課

「正直、ここまでの作業は自分ではできそうにない…」と感じたら 排水ますの清掃は、強烈な悪臭と汚れを伴う重労働です。無理をして腰を痛めたり、エルボを破損させてしまう前に、プロに丸投げしてしまうのも一つの手です。

「自分でやってみたけどダメだった」という相談も、プロなら快く引き受けてくれますよ。

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自力で直らない時の業者選びと失敗しないためのポイント

Tips-for-choosing-a-contractor-when-you-can't-fix-it-yourself-and-how-to-avoid-failure

自力での解消が難しい場合は、無理をせずプロの力を借りるのが賢明です。ここでは、依頼前に必ず知っておきたい費用相場や信頼できる業者の見分け方、さらには賃貸物件や保険適用の注意点まで、失敗しないための重要ポイントを詳しく解説します。

  • 高圧洗浄の費用相場と作業時間の目安
  • 信頼できる水道修理業者を見分ける5つのポイント【悪徳業者を避ける方法】
  • 排水ますに侵入した木の根の除去費用と対策【完全ガイド】
  • 賃貸・マンションの排水トラブル|火災保険適用と正しい連絡手順

高圧洗浄の費用相場と作業時間の目安

自力での排水ます清掃が難しい場合や、すでに配管が詰まっている場合は、専門業者による「高圧洗浄」が最も確実な解決策となります。ここでは、気になる費用相場や作業内容を詳しく解説します。

高圧洗浄の費用相場

一般的な戸建て住宅の排水ます・排水管の高圧洗浄にかかる費用は、以下が目安となります。

費用の内訳

作業内容費用相場
基本料金(出張費・点検費含む)5,000円〜10,000円
高圧洗浄作業(排水ます1箇所)10,000円〜15,000円
配管洗浄(10m程度)5,000円〜25,000円
合計目安15,000円〜35,000円

費用が変動する要因

料金は以下の要素によって変動します。

  • 詰まりの程度:軽度か重度か
  • 配管の長さ:清掃する配管の距離
  • 排水ますの数:複数箇所の場合は追加料金
  • 作業の難易度:配管の構造や劣化状況
  • 地域や業者:都市部は高め、地方は安めの傾向

注意: 極端に安い料金を提示する業者は、後から追加料金を請求したり、作業が不十分だったりするケースがあるため注意が必要です。

作業時間の目安

高圧洗浄作業にかかる時間は、詰まりの状況によって異なります。

つまりの程度作業時間の目安
軽度(予防的な清掃)30分〜1時間
中度(排水が遅い程度)1時間〜1.5時間
重度(完全に詰まっている)1.5時間〜2時間以上

作業の流れ

  1. 現地調査・点検(15〜30分)
    ⚪︎ 詰まりの箇所と原因の特定
    ⚪︎ 配管の状態確認
  2. 高圧洗浄作業(30分〜1.5時間)
    ⚪︎ 専用ノズルを配管内に挿入
    ⚪︎ 高圧水で汚れを削ぎ落とす
    ⚪︎ 排水ます内部も徹底洗浄
  3. 作業後の確認(10〜15分)
    ⚪︎ 水の流れをチェック
    ⚪︎ 再発防止のアドバイス

プロの高圧洗浄が効果的な理由

専門業者による高圧洗浄は、自力での清掃とは次元が異なる効果があります。

1. 強力な洗浄力
⚪︎ 高圧水の威力:100〜200気圧の水圧で噴射
⚪︎ 360度洗浄:特殊ノズルが全方向から汚れを削ぎ落とす
⚪︎ 配管の奥まで到達:手の届かない奥の汚れも除去
2. 固着した油脂も除去可能
長年蓄積した動物性油脂(ラードなど)や植物性油脂、それらが固まった頑固な塊も、高圧洗浄なら完全に除去できます。自力では絶対に落とせない強固な汚れも一掃可能です。
3. 配管内部の状態確認
作業中に配管の劣化や破損箇所を発見できることもあり、大きなトラブルの予防にもつながります。

信頼できる水道修理業者を見分ける5つのポイント【悪徳業者を避ける方法】

高圧洗浄

1. 事前見積もりを書面で提示してくれるか

最重要ポイント作業前に必ず書面で総額を提示してもらいましょう。

信頼できる業者の対応

  • 現地調査後、作業内容と料金を明記した見積書を提示
  • 内訳が明確(出張費、作業費、部品代など)
  • 追加料金が発生する条件を事前に説明
  • 見積もり後のキャンセルも可能

注意すべき業者の特徴

  • 「見てみないとわからない」と言って、見積もりなしで作業開始
  • 口頭のみで料金を伝える
  • 「すぐに作業しないと大変なことになる」と不安を煽る
  • 見積もり後のキャンセルを認めない

対処法: 必ず「作業前に書面で見積もりをください」と明確に伝えましょう。断られたり渋られたりする業者は避けるべきです。

2. 水道局指定工事店(指定給水装置工事事業者)であるか

業者に依頼すべきケースと業者の選び方

水道局指定工事店とは?

各自治体の水道局から認定を受けた、一定の技術基準と設備を満たす工事店のことです。正式には「指定給水装置工事事業者」と呼ばれます。

なぜ重要なのか
⚪︎ 自治体が技術力と信頼性を認めている
⚪︎ 適切な工事を行う責任がある
⚪︎ 不適切な工事による水道トラブルのリスクが低い
⚪︎ 給水装置の新設・改造・修繕の正式な工事が可能

確認方法

  1. 業者のホームページを確認:指定工事店であることが明記されているか
  2. 自治体の水道局ホームページで検索:指定工事店の一覧が公開されている
  3. 業者に直接尋ねる:「〇〇市の水道局指定工事店ですか?」と確認

注意: 指定工事店であることを偽る業者もいるため、必ず自治体のサイトで確認しましょう。

3. 地元での営業実績と創業年数

長く地元で営業している業者は信頼の証です。

確認すべきポイント

項目信頼できる業者注意すべき業者
創業年数5年以上、できれば10年以上設立1〜2年の新しい会社
所在地明確な事務所・店舗がある住所が不明確、バーチャルオフィス
連絡先固定電話番号がある携帯電話のみ
実績公開施工事例や件数を公開実績の記載がない
なぜ重要?
悪質な業者は、評判が悪くなると会社名を変えて営業を続けることがあります。長く同じ名前で営業している業者は、それだけ地域からの信頼を得ている証拠です。

4. 口コミ・評判の確認(複数サイトで確認)

水抜きが本当に必要か判断するチェックポイント

インターネット上の口コミは参考になりますが、注意点もあります。

口コミチェックの方法

確認すべきサイト

  1. Googleマップの口コミ:実際の利用者の声が多い
  2. 専門の比較サイト:水道修理業者専門の口コミサイト
  3. SNS:Xや掲示板での評判
  4. 自治体の消費生活センター:トラブル情報がないか

信頼できる口コミの特徴

  • 具体的な作業内容や料金が書かれている
  • 良い点と悪い点の両方が記載されている
  • 複数のサイトで同様の評価がある

疑わしい口コミの特徴

  • 「最高!」「完璧!」など極端に絶賛している
  • 短期間に大量の高評価が投稿されている
  • 具体性がなく、テンプレート的な文章

注意: サクラ(やらせ)口コミも存在するため、1つのサイトだけでなく複数のサイトを確認しましょう。

5. 対応の丁寧さと説明の明確さ

最初の問い合わせ時の対応が、業者の質を表します。

信頼できる業者の対応

  • 電話やメールでの問い合わせに丁寧に対応
  • 現状の症状を詳しく聞いてくれる
  • おおよその料金相場を教えてくれる(あくまで目安として)
  • 訪問見積もりの日時を柔軟に調整してくれる
  • 質問に誠実に答えてくれる

注意すべき業者の対応

  • 態度が横柄、または不自然に馴れ馴れしい
  • 「今すぐ来ないと大変」と即日作業を強く勧める
  • 料金について質問しても曖昧な回答しかしない
  • 他社との比較を嫌がる

悪徳業者の典型的な手口

実際によくある悪質な手口を知っておきましょう。

手口1:不安を煽って高額契約
「このまま放置すると大変なことになる」
「すぐに修理しないと家全体がダメになる」
→ 対処法: 冷静に他社の意見も聞く。本当に緊急なら、複数社に確認を。
手口2:作業後の高額請求
作業終了後に、見積もりの何倍もの料金を請求。
対処法: 作業前に必ず書面で総額を確認。追加作業が必要な場合も、その場で再見積もりを要求。
手口3:不要な工事を勧める
「ついでにこちらも交換しましょう」と、本来不要な工事を勧める。
対処法: 「本当に必要ですか?」「今すぐ必要ですか?」と確認。他社の意見も聞く。
手口4:相場の何倍もの料金設定
一般的な作業に対して、相場の2〜3倍以上の料金を請求。
対処法: 事前に相場を調べておく(高圧洗浄の費用相場と作業時間の目安)

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排水ますに侵入した木の根の除去費用と対策【完全ガイド】

Costs-and-Solutions-for-Removing-Tree-Roots-from-Drainage-Inlets-[Complete-Guide]

排水管の詰まり原因を調べたところ、「コンクリートますに木の根が侵入していた」というケースは珍しくありません。特に築年数が経過した住宅では、この問題に直面する可能性が高くなります。本記事では、木の根除去にかかる具体的な費用と、根本的な解決方法について詳しく解説します。

木の根除去に追加費用が発生する理由

コンクリート製の排水ますから木の根が発見された場合、当初の見積もりとは別に追加料金が請求されるのが一般的です。

なぜ追加費用がかかるのか
通常の高圧洗浄では木の根を完全に除去することができません。以下の特殊な作業が必要となるためです。
⚪︎ 専用カッター・電動工具を使用した根の切断作業
⚪︎ 手作業による丁寧な根の除去
⚪︎ ます内部の損傷確認と補修

木の根除去にかかる費用相場

作業内容費用の目安
軽度の根除去(1カ所)3,000円〜8,000円
重度の根除去(1カ所)10,000円〜30,000円
ます本体の交換工事150,000円〜100,000円
費用が変動する要因
⚪︎ 根の侵入度合い(太さ・本数・絡まり具合)
⚪︎ ますの設置場所(地中の深さ・アクセスの難易度)
⚪︎ 使用する機材や工法

なぜコンクリートますに木の根が侵入するのか?

コンクリート製のますは、経年劣化により以下の問題が発生しやすくなります。

  1. 接続部のひび割れ: 継ぎ目から隙間が生じる
  2. 本体のクラック: コンクリートの劣化による亀裂
  3. 接合不良: 施工時の不具合による隙間

木の根は水分を求めて成長するため、わずかな隙間からでも排水管内に侵入し、次第に太く成長していきます。

一時的な除去と根本的な改修、どちらを選ぶべきか?

一時的な除去で済ませる場合

メリット

  • 初期費用が抑えられる
  • 工事期間が短い

デメリット

  • 数年後に再発する可能性が高い
  • 繰り返しの費用が結局高額になる

樹脂製ますへの交換(根本的な解決)

メリット

  • 継ぎ目のない構造で根の再侵入を防止
  • 耐久性が高く、長期的にコストパフォーマンスが良い
  • 将来の不安を解消できる

デメリット

  • 初期費用が高額(5万円〜10万円/カ所)

判断のポイント

以下に該当する場合は、ます本体の交換をおすすめします。

  • 築30年以上の住宅で、過去にも同様のトラブルがあった
  • 敷地内に大きな庭木がある
  • 今後も長く住み続ける予定がある
  • 高齢で将来的な工事対応が難しくなる可能性がある

「単なる配管の詰まり」だと考えていても、実際には住宅設備の老朽化が原因というケースは少なくありません。木の根が発見された際は、その場しのぎの対処で終わらせるのではなく、信頼できる業者に現状をしっかり確認してもらい、長期的な視点で最適な選択をすることが大切です。複数の業者から見積もりを取り、作業内容や保証についても十分に説明を受けた上で判断しましょう。

賃貸・マンションの排水トラブル|火災保険適用と正しい連絡手順

Drainage-problems-in-rental-properties-and-apartments-|-Fire-insurance-coverage-and-correct-contact-procedures

賃貸物件や分譲マンションで排水の詰まりや水漏れが発生した場合、「すぐに業者を呼ぶべき?」「費用は誰が負担するの?」と迷う方は少なくありません。実は、連絡する順番を間違えると、本来負担しなくてよい費用を自己負担することになる可能性があります。本記事では、賃貸・マンションでの排水トラブル時の正しい対応手順と、火災保険が使えるケースについて詳しく解説します。

【重要】まず業者を呼ぶ前に連絡すべき相手

排水トラブルが発生したら、自分で業者に連絡する前に、必ず管理会社または大家さんに連絡してください。

なぜ先に管理会社へ連絡すべきなのか

作業理由詳細
費用負担の判断共用部分の問題なら、オーナー側が費用を負担
指定業者の存在管理会社が提携業者を持っている場合がある
トラブル回避勝手に業者を呼ぶと費用を請求できない可能性

責任範囲の見分け方

オーナー側の負担となるケース

  • 建物の経年劣化による配管の破損
  • 共用部分(本管)での詰まり
  • 建物全体に影響がある排水トラブル
  • 設備の設計・施工不良

入居者側の負担となるケース

  • 専有部分の使用方法に問題があった場合
  • 異物(髪の毛、油、生ゴミなど)を流したことによる詰まり
  • 入居者自身が破損させた場合

正しい連絡手順

ステップ1:異変を感じたらすぐに連絡

連絡すべき症状

  • 排水の流れが明らかに遅い
  • 異臭がする
  • 水が逆流してくる
  • 床が濡れている

すぐに連絡する理由

放置すると被害が拡大し、「善管注意義務違反(物件を適切に管理する義務を怠った)」と判断され、本来オーナー負担の修理でも自己負担を求められるリスクがあります。

ステップ2:管理会社または大家さんへ第一報

連絡時に伝えるべき内容

  • 発生日時
  • 具体的な症状(水が流れない、逆流など)
  • 現在の状況(床の水濡れの有無など)
  • 応急処置の必要性

ステップ3:指示を仰ぐ

管理会社から以下のいずれかの指示があります

  • 指定業者を手配してもらえる
  • 自分で業者を呼んでよいと許可が出る
  • 管理会社が直接対応してくれる

ステップ4:業者対応・修理

指示に従って対応を進めます。

ステップ5:費用精算

領収書や作業報告書を保管し、管理会社と費用負担について確認します。

火災保険で補償される可能性がある費用

多くの方が見落としがちですが、火災保険の特約で排水トラブルによる被害がカバーできる場合があります。

補償対象となる可能性がある項目

補償内容具体例
水濡れ補償配管からの水漏れで床や家財が濡れた場合の清掃・修理費用
臨時費用補償応急処置にかかった緊急費用
借家人賠償責任保険自分の過失で物件に損害を与えた場合の修理費用

保険適用の確認ポイント

確認すべき特約
⚪︎ 水濡れ補償特約
⚪︎ 水道管修理費用補償
⚪︎ 個人賠償責任保険
保険会社への連絡タイミング
被害が発生したらできるだけ早く(遅くとも数日以内)に保険会社へ連絡し、写真を撮影しておくことが重要です。

保険金請求に必要な書類

  • 事故状況報告書
  • 修理見積書・領収書
  • 被害箇所の写真
  • 賃貸借契約書(賃貸の場合)

緊急時の応急処置と注意点

管理会社へ連絡後、業者が到着するまでの応急処置

やるべきこと
⚪︎ 水の使用を停止する
⚪︎ 床の水を拭き取る
⚪︎ 家財を濡れない場所へ移動
⚪︎ 被害状況を写真で記録
やってはいけないこと
⚪︎ 無理に自分で配管を外す
⚪︎ 針金やワイヤーを無理に突っ込む
⚪︎ 強力な薬剤を大量に流す

連絡の順番が費用負担を左右する

排水トラブルが発生したら、以下の順番で対応しましょう。

  1. 異変を感じたらすぐに管理会社・大家さんへ連絡
  2. 指示を待ってから業者対応
  3. 火災保険の適用可否を確認
  4. 領収書や報告書を必ず保管

「まず自分で何とかしよう」と思って業者を呼んでしまうと、本来負担しなくてよい費用を自己負担することになりかねません。特に賃貸物件では、設備トラブルの多くはオーナー側の責任範囲です。適切な手順を踏むことで、無駄な出費を避け、スムーズに問題を解決できます。

二度と詰まらせない!キッチン排水ますの予防習慣

Never-clog-again!-Preventive-habits-for-kitchen-drains

排水ますの詰まりを経験すると、「もう二度とあの大変な思いはしたくない」と誰もが感じるはずです。実は、日常のちょっとした工夫と週1回のメンテナンスだけで、詰まりのリスクを大幅に減らすことができます。本記事では、プロが実践する予防習慣と季節ごとの対策を詳しく解説します。

なぜ排水ますは詰まるのか?原因を知って対策しよう

詰まりを防ぐには、まず原因を理解することが重要です。

主な詰まりの原因

  • 油脂の蓄積(冷えて固まり配管内壁に付着)
  • 食材カスの堆積
  • ヘドロや雑菌の繁殖
  • 洗剤カスや石鹸カスの蓄積

これらが複合的に絡み合うことで、排水ますは徐々に詰まっていきます。

  • 油・食材カスを「絶対流さない」キッチンの工夫
  • 週1回の「お湯流し」で配管をリフレッシュ
  • 季節別メンテナンスカレンダー【春夏秋冬完全版】

油・食材カスを「絶対流さない」キッチンの工夫

詰まり予防の基本原則

排水管詰まりを解消した後の最大の目標は、「同じトラブルを繰り返さないこと」です。そのために必要なのは、家族全員がルールを共有し、物理的に汚れを流さない仕組みを作ることです。

実践すべき3つの習慣

1. 油汚れは必ず拭き取ってから洗う

手順

  1. 調理後のフライパンや鍋が温かいうちに作業
  2. キッチンペーパー1枚で油汚れを拭き取る
  3. 汚れたペーパーは可燃ゴミへ
  4. その後に食器用洗剤で洗う

効果

この一手間だけで、排水管に流れる油分を約80〜90%削減できます。

方法排水管に流れる油の量年間コスト
そのまま洗う100%(基準)0円
拭き取ってから洗う10〜20%約3,650円(ペーパー代)
詰まり修理30,000〜80,000円

毎日1枚のキッチンペーパーを使う手間(年間約3,650円)は、一度の修理費用(3〜8万円)と比べれば、はるかに経済的です。

2. 目の細かいゴミ受けネットを装着

選び方のポイント

  • メッシュが細かいタイプを選ぶ(小さな食材カスもキャッチ)
  • 不織布タイプなら衛生的(毎日交換)
  • ステンレス製なら繰り返し使える(経済的)

交換頻度

  • 使い捨てタイプ:毎日
  • 洗えるタイプ:2〜3日に1回

3. 流してはいけないものリスト

以下のものは絶対に排水口に流さないでください。

特に危険なもの

  • 揚げ物・炒め物の残り油
  • ご飯粒・麺類(水で膨張)
  • 小麦粉・片栗粉(粘着性が高い)
  • コーヒーかす・茶殻
  • 卵の殻・野菜の皮
「少しなら大丈夫」の落とし穴
わずかな油断の積み重ねが、数年後には数万円〜数十万円の出費につながります。このシンプルな習慣こそが、住まいを長持ちさせる最強のメンテナンス術なのです。

週1回の「お湯流し」で配管をリフレッシュ

お湯流しが効果的な理由
日々の工夫に加えて、週に一度の「お湯流し」を習慣化しましょう。配管内壁に付着したばかりの柔らかい油汚れは、適温のお湯で溶かして洗い流すことができます。

正しいお湯流しの手順

準備するもの

  • 温度計(あれば)
  • シンクの栓

実施手順

  1. お湯の温度を確認
    最適温度:40〜50℃
    給湯器を使う場合は温度設定を確認
  2. シンクにお湯を溜める
    シンクの半分程度(約5〜10リットル)
    深めのシンクなら10〜15リットル
  3. 一気に流す
    栓を抜いて勢いよく流す
    大量の水圧とお湯の温度で配管内壁を洗浄

重要な注意事項

温度影響
40〜50℃◎ 最適。油汚れを溶かし、配管に安全
60℃以上△ 注意。塩ビ管や樹脂製トラップに負担
80℃以上× 危険。配管変形・破損のリスク
100℃(熱湯)× 絶対NG。水漏れや破裂の原因
配管材質による違い
⚪︎ 一般的な塩化ビニル管:60℃が耐熱限界
⚪︎ 樹脂製排水トラップ:60℃前後で変形リスク
⚪︎ 古い配管:接着部分が緩む可能性

実施頻度の目安

通常時
週1回(毎週日曜の夜など、曜日を決めて習慣化)
冬場(11月〜3月)
週2回(水温が下がり油が固まりやすいため)
夏場(6月〜9月)
週1回+重曹クリーナー(月1回)

より安全な代替方法

お湯の温度管理に不安がある場合は、以下の方法もおすすめです。

重曹+クエン酸洗浄(月1〜2回)

  1. 排水口に重曹1/2カップを振りかける
  2. クエン酸1/2カップを加える
  3. 発泡したら30分〜1時間放置
  4. 水またはぬるま湯で流す

酵素系パイプクリーナー(月2回)

  • 配管を傷めず油脂を分解
  • 環境にも優しい
  • 製品の使用方法に従って使用

季節別メンテナンスカレンダー【春夏秋冬完全版】

排水ますの状態は季節によって変化します。1年を通した計画的なメンテナンスで、季節特有のトラブルを未然に防ぎましょう。

春(3月〜5月):梅雨対策の準備期間

この時期の特徴
⚪︎ 気温上昇で雑菌が活発化し始める
⚪︎ 花粉や黄砂が排水口周辺に溜まる
やるべきこと
□ 排水ますの点検と清掃
□ ゴミ受けネットの予備を準備
□ 重曹とクエン酸で配管洗浄
□ 排水トラップの分解清掃
ポイント
梅雨入り前の6月初旬までに排水ますの状態を確認しておくと、湿度が高まる時期も快適に過ごせます。

夏(6月〜9月):ヘドロ・悪臭対策の重点期間

この時期の特徴
⚪︎ 高温多湿で雑菌が繁殖しやすい
⚪︎ ヘドロによる悪臭が発生しやすい
⚪︎ 食材の腐敗が早い
やるべきこと
□ 重曹+クエン酸洗浄を月1回実施
□ ゴミ受けネットを毎日交換
□ 排水トラップの週1回清掃
□ 酵素系クリーナーの使用(月2回)
ポイント
夏場は特にぬめりと悪臭に注意。こまめな清掃が快適な環境を保つ鍵です。

秋(10月〜11月):冬に向けた準備期間

この時期の特徴
⚪︎ 気温が下がり始め、油が固まりやすくなる
⚪︎ 落ち葉が排水口に入りやすい(戸建て)
やるべきこと
□ 配管内の油汚れをリセット(高圧洗浄または重点清掃)
□ お湯流しの頻度を週2回に増やす準備
□ 冬用の清掃スケジュールを確認
□ 屋外排水ますの落ち葉除去(戸建て)
ポイント
冬本番を迎える前に、配管内をできるだけクリーンな状態にしておきましょう。

冬(12月〜2月):油固化対策の重点期間

この時期の特徴
⚪︎ 水温が低く、油が固まりやすい
⚪︎ 鍋料理や揚げ物が増え、油の使用量が増加
⚪︎ 配管内で油が冷えて固着しやすい
やるべきこと
□ お湯流しを週2回に増やす
□ 油の拭き取りを特に徹底
□ 大掃除(12月)時に排水ますを点検
□ 凍結注意報時は配管の保温を確認(寒冷地)
ポイント
冬は油の固化スピードが速いため、予防の頻度を上げることが重要です。

年間メンテナンスカレンダー

季節重点対策実施頻度
1〜2月油固化対策お湯流し週2回
3〜5月梅雨前点検排水ます清掃(6月前)
6〜9月ヘドロ・悪臭対策重曹洗浄月1回
10〜11月冬準備配管リセット清掃
12月大掃除排水ます点検

季節の変わり目チェックリスト

以下のタイミングで排水ますの状態を確認しましょう。

6月初旬(梅雨入り前)
✓ 排水の流れはスムーズか
✓ 悪臭は発生していないか
✓ ゴミ受けは機能しているか
12月(大掃除時)
✓ 1年間の汚れが蓄積していないか
✓ 配管に異常はないか
✓ 排水トラップは正常に機能しているか

季節の変わり目に「排水ますの点検」というタスクをカレンダーやスマホのリマインダーに登録しておくだけで、突然の逆流や詰まりに慌てることがなくなります。

家族全員で取り組む!予防習慣の定着方法

  1. ルールを見える化する
    キッチンの見やすい場所に、簡潔なルールを掲示
    ⚪︎「油汚れは拭き取ってから洗う」
    ⚪︎「ゴミ受けネットは毎日交換」
    ⚪︎「日曜夜はお湯流しの日」
  2. 便利グッズを手の届く場所に
    ⚪︎キッチンペーパーホルダーをシンク横に設置
    ⚪︎ゴミ受けネットのストックを近くに常備
    ⚪︎温度計を引き出しに入れておく
  3. 習慣化のコツ
    ⚪︎特定の曜日・時間を決める(例:日曜21時)
    ⚪︎家族で役割分担する
    ⚪︎カレンダーやアプリでリマインド設定

よくある質問

よくある質問
  • 排水ます(防臭ます)のフタが固くて開きません。どうすればいい?
  • 排水ます(防臭ます)の詰まりが急にひどくなったときの応急処置は?
  • 重曹やクエン酸で本当に詰まりは解消できますか?
  • 排水管洗浄剤を頻繁に使うと配管が傷むことはありますか?

排水ます(防臭ます)のフタが固くて開きません。どうすればいい?

排水ますのフタが開かない場合、以下の方法を試してみましょう。

汚れや土を取り除く
⚪︎ フタの周りに汚れや土が詰まっている場合、それが原因で開かなくなっている可能性があります。
⚪︎ ブラシや雑巾でしっかり清掃しましょう。
潤滑剤を使う
⚪︎ フタの縁にシリコンスプレーやWD-40を吹きかけ、数分待つことでスムーズに開けられることがあります。
専用の開閉工具を使う
⚪︎ マイナスドライバーをフタの隙間に差し込み、てこの原理で持ち上げる。
⚪︎ フタの形状に合った開閉工具を使うと、無理なく開けられます。

注意:無理にこじ開けようとすると破損する恐れがあるため、開かない場合は専門業者に相談しましょう。

排水ます(防臭ます)の詰まりが急にひどくなったときの応急処置は?

防臭ます2

突然詰まりが発生した場合、以下の方法で応急処置を行いましょう。

排水ます(防臭ます)の蓋を開けて中の油やゴミを取り除く
中に溜まった油やゴミは、排水の流れを妨げる主な原因です。これらを取り除くことで、詰まりの解消が期待できます。
キッチンシンクからお湯を流す
50℃程度のお湯をゆっくり流し込むことで、油汚れや食べかすを柔らかくし、流れやすくなります。
重曹とクエン酸を使う
⚪︎ 排水口に 重曹(約1/2カップ)をふりかける。
⚪︎ その後、クエン酸水(クエン酸大さじ2を水200mlで溶いたもの) を注ぐ。
⚪︎ 発泡反応が起こり、汚れが浮きやすくなる。
⚪︎ 約30分放置した後、お湯を流して仕上げる。

上記作業で改善しない場合は、

シンク下のシャバラホースを分解掃除
シャバラホースを外して分解掃除して内部の油を撤去。

これでも改善しない場合は、専門業者の対応を検討しましょう。

キッチン排水ホース
排水ホース

重曹やクエン酸で本当に詰まりは解消できますか?

重曹&クエン酸ボトル入り

はい、軽度の詰まりには効果的です!

重曹とクエン酸を使うことで、特に 油汚れや石鹸カス などの軽い詰まりは解消できます。

重曹とクエン酸の効果

  • 重曹 → 油汚れを分解
  • クエン酸 → 水アカやカルシウム汚れを除去
  • 発泡作用 → 汚れを浮かせて剥がす

ただし、以下のような詰まりには効果が限定的です。

  • 固形物が詰まっている場合(髪の毛や異物など)
  • 長年蓄積した汚れ
  • 配管の奥深くで詰まっているケース

その場合は パイプクリーナーや専門業者 の利用を検討しましょう。

排水管洗浄剤を頻繁に使うと配管が傷むことはありますか?

重曹とクエン酸

はい、過度な使用は配管の劣化につながることがあります。

排水管洗浄剤の影響

  • 強力な化学成分が含まれており、金属製の配管は腐食する可能性がある
  • プラスチック製の配管も劣化 する場合がある。
  • 頻繁な使用は、配管の寿命を縮める原因に。

洗浄剤の適切な使用頻度

洗浄剤の種類推奨使用頻度
一般的な排水管洗浄剤月1回程度
強力な酸性・アルカリ性洗浄剤2~3ヶ月に1回

自然派のメンテナンス方法(重曹+クエン酸)を定期的に行うと、配管を傷めずに清潔を保てます。

まとめ

まとめ

キッチンの排水ます(防臭ます)を詰まらせないためには、日頃のこまめな点検とメンテナンスが不可欠です。油や食べかすが蓄積すると、悪臭や害虫の発生、さらには逆流といった深刻なトラブルにつながります。

詰まりの主な原因

  • 油汚れや食べかすが固まり、排水管や排水ますの内壁にこびり付く
  • 経年劣化やサビにより排水管が狭くなる
  • 長期間放置するとヘドロが発生し、水の流れをふさぐ

早期発見のサイン

  • 水の流れが遅い、シンクからゴボゴボと異音がする
  • シンク下や排水ます付近からの悪臭や逆流

今日からできる3ステップ

  1. 油や食材カスを極力流さない
    調理後に出る油は凝固剤で固めるか紙で拭き取り、食材カスは水気を切ってゴミ箱へ。これが最も効果的な予防策です。
  2. 排水口のゴミ受けをこまめに掃除する
    シンクのゴミ受けに溜まったゴミは、毎日取り除く習慣をつけましょう。これにより、排水管への負担を軽減できます。
  3. 月に一度は排水ますの状態をチェックする(戸建ての場合)
    可能であれば、排水ますのフタを開けて内部の汚れ具合を確認し、簡単な清掃を行いましょう。早期発見・早期対処が大切です。

まずは排水ますのフタを開けて汚れをチェックし、軽い詰まりならブラシや重曹・クエン酸で掃除しましょう。水が逆流する・悪臭がひどい場合は、専門業者に依頼すると高圧洗浄などで根本的に解決できます。「油やゴミを流さない」「定期的に点検する」を意識し、快適なキッチン環境を維持しましょう!

清潔なキッチン環境を、今日中に取り戻しませんか? 本記事で紹介したメンテナンスを自分で行えば、コストを抑えることができます。しかし、「プロによる徹底洗浄」は、素人の掃除では届かない配管の寿命を延ばすことにも繋がります。最後に、私が自信を持っておすすめできる、「ぼったくり被害のない」クリーンな修理業者をまとめました。

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